Software > Backpocket > How To Use
インストール・アンインストール方法
インストールするにはアーカイブを解凍し、backpocket.msiを起動します。
アンインストールは「コントロールパネル>プログラムと機能」から行って下さい。
※ バックアップファイルはアンインストールしても削除されないので、手動で削除して下さい。
用語解説
- バックアップ (Backup):対象ファイルを指定したフォルダ以下に保存する。
- リビジョン (Revision):バックアップのバージョン。
- リバート (Revert):現在のファイルを指定したリビジョンに復元する。
- エクスポート (Export):リビジョンに含まれるファイルを出力する。
便利な機能
再生時間、チャンネル数、ビット数、サンプルレート、総サンプル数、ループポイントを表示します。
各リビジョンをプレビューして比較することができます。
右クリックメニューから直接バックアップ・リバートする事ができます。
常にBackpocketを起動しておく必要はありません。
基本操作
メインウィンドウ
実際の操作を行うウィンドウです。
ツールバー
バックアップボタン | バックアップウィンドウを開きます (ショートカット:Ctrl+B) | |
リバートボタン | リバートウィンドウを開きます (ショートカット:Ctrl+R) | |
エクスポートボタン | エクスポートウィンドウを開きます (ショートカット:Ctrl+E) | |
削除ボタン | 選択リビジョンを削除します | |
設定ボタン | 設定ウィンドウを開きます | |
ブックマークボタン | ブックマークの追加・編集ウィンドウを開きます (ショートカット:Ctrl+D) | |
再生ボタン | リストの選択項目を再生します (ショートカット:スペースキー) | |
停止ボタン | 再生を停止します (ショートカット:ESCキー) | |
音量バー | Backpocket全体の再生音量を変更します (ショートカット:-/+キー) | |
シークバー | 再生位置を変更します (ショートカット:1/3キー) | |
ヘルプボタン | オンラインヘルプ(このサイトのBackpocketページ)を開きます |
Fileタブ
ファイルのブラウズを行う「フォルダツリー」と「ファイルリスト」、
ファイル・フォルダ選択時にそのリビジョン情報を表示する「履歴リスト」があります。
主にバックアップ対象の選択とファイル単位のリバートに使用します。
各リストの表示項目は、リストヘッダの右クリックメニューから設定できます。
Revisionタブ
各リビジョンの概要を表示する「リビジョン情報リスト」と、
そのリビジョンに含まれるファイルを表示する「リビジョンファイルリスト」があります。
主にリバート・エクスポート対象リビジョンの選択に使用します。
各リストの表示項目は、リストヘッダの右クリックメニューから設定できます。
バックアップフォルダの指定
- バージョン管理の前にバックアップ先の指定をします。
設定ボタンをクリックし、設定ウィンドウを開きます。
- Backup Directoryのボックスに直接パスを入力するか、ボックス右のフォルダ選択ボタンでダイアログを開いてバックアップ先を指定します。
- バックアップ先が決まったら、OKをクリックしてウィンドウを閉じます。
プレビュー再生
- 各リストでサウンドファイルをダブルクリックするか、選択して再生ボタンで再生します。
- 停止ボタンで再生を停止します。
- 再生音量は音量バー、再生位置はシークバーで設定できます。
- 設定ウィンドウで「Auto Play」にチェックを入れると、ファイル選択時に自動再生されるようになります。
バックアップ
指定ファイルをバックアップします。
なお、一つ前のリビジョンから変更がない場合にはバックアップされません。
- ファイルリストで、バックアップ対象のファイル・フォルダを選択します。
フォルダを選択するとその中の全てのサウンドファイルがバックアップ対象となります。
選択した状態でバックアップボタンをクリックすると、ウィンドウが開きます。
- バックアップ対象のファイルにチェック (ショートカット:X) を入れ、コメントを入力してBackupをクリックして下さい。
リバート(ファイル指定)
指定ファイルをいずれかのリビジョンへ復元します。
リバート対象リビジョンを「Latest Revision」にすると、各ファイルの最新リビジョンが対象になります。
なお、復元前後で変化がない場合にはリバートされません。
- ファイルリストで、リバート対象のファイルを選択します。
リバート対象のファイルが削除されている場合には親フォルダを指定します。
選択した状態でリバートボタン をクリックすると、ウィンドウが開きます。
- リバート対象のファイルにチェック (ショートカット:X) を入れ、コンボボックスからリバートするリビジョンを選択し、
Revertをクリックして下さい。現在のファイルとリバート対象のファイルに差異がない場合はリバートされません。
リバート(リビジョン指定)
指定リビジョンに含まれるファイルを復元します。
元ファイルを削除してしまった場合でも復元されます。
なお、復元前後で変化がない場合にはリバートされません。
- 履歴リスト、あるいはリビジョン情報リストで、リバート対象のリビジョンを選択します。
選択した状態でリバートボタンをクリックすると、ウィンドウが開きます。
- リバート対象のファイルにチェック (ショートカット:X) を入れ、Revertをクリックして下さい。
現在のファイルとリバート対象のファイルに差異がない場合はリバートされません。
エクスポート
指定リビジョンに含まれるファイルを別のフォルダへ出力できます。
出力はバックアップ時のファイルの階層構造を保ったまま行われます。
- 履歴リスト、あるいはリビジョン情報リストで、エクスポート対象のリビジョンを選択します。
選択した状態でエクスポートボタンをクリックすると、ウィンドウが開きます。
- エクスポート対象のファイルにチェック (ショートカット:X) を入れ、Exportをクリックして下さい。
保存先を指定するダイアログが開くので、保存先を指定して下さい。
リビジョンの削除
不要になったリビジョンは削除できます。リビジョンに含まれるバックアップファイルも同時に削除されます。
- リビジョン情報リストで、削除対象のリビジョンを選択します。
選択した状態で削除ボタンをクリックし削除します。
ブックマーク
よく使うフォルダをブックマークに登録できます。
- ファイルリストで対象のフォルダを表示した状態で、ブックマークボタンクリック>Add Bookmarkを選択します。
- ブックマーク追加ダイアログが開くので名前を付けて保存します。
- ブックマーク名の変更、削除、並び順の変更を行うには、ブックマークボタンクリック>Bookmark Managerから編集ウィンドウを開きます。
ダブルクリックでブックマーク名の変更、Deleteボタンでブックマークを削除します。OKをクリックすると変更が反映されます。
Windowsエクスプローラの右クリックメニューからBackpocketを起動する
※ UACをオフにするか、管理者としてBackpocketを実行しなければこの設定はできません。- 設定ボタンをクリックし、設定ウィンドウを開きます。
- 「Enable BackpocketCommand in Explorer ContextMenu」にチェックを入れます。
メニューを無効にしたい場合にはチェックを外します。
- OKをクリックしてウィンドウを閉じます。
- 有効にすると、右クリックメニューにバックアップ/リバート用のメニューが追加され、
Windowsエクスプローラ上でサウンドファイル・フォルダを選択→直接バックアップ・リバートする事ができます。